一指禅功
写真 並木克敏
羅漢功について
『「羅漢椿」は一指禅功独特の鍛錬法です。一指禅功の基本姿勢は「馬歩椿」
にありますが, 特殊な潜在能力を開発するために, 「羅漢椿」という独特な姿勢
で鍛錬を行います。「羅漢」という名称は, 「羅漢功」の姿勢が仏教の「羅漢像」
と似ているところからきています。さらに云えば, 姿勢が似ているというだけで
なく, たとえば「仏光功」を鍛錬すると, その副産物として, 頭部の背後に仏像
でいう「光輪」が出現してきます。仏教寺院を訪ねて私たちが目にする, 仏像
の背後の光輪は, 宗教学者が解釈するように夢想の産物ではなかったので
す。「光輪」は, 鍛錬の結果,誰にでも出現する現象なのです。』ちなみに, 中
国では「光輪」のことを, 「仏光」と呼びます。「仏光功」とは, 練功中に「仏光」
が出現する功法ということになります。
第一尊螺旋功 第二尊帰納得気法 第三尊陰陽功
第四尊二指蛇形指 第五尊仏光功 第六尊一指螺旋功
第七尊三指点穴法 第八尊朝天一柱功 第九尊三焦指陰功
第十尊沖天太陽功 第十一尊三焦陰陽功 第十三尊指禅調発功
第十四尊通絡放大功 第十五尊托弾板指法 第十六尊経絡弾子功