【 (01-03) 貧血症 】


貧血症は, 脳へ送られる血液が不足するために起こる血行障害です。意識を失って倒れ

る前に, 手足や背中の汗ばみ, 生あくびが出たり, 顔面が蒼白になるなどの予兆がありま

す。発作が起こりそうなときは, 膝まずいて腰を高く上げ, 頭を低くする姿勢をとると効果

があります。貧血症の人は, 普段から手穴療法で予防しておきたいものです。




《穴位》






手の平 腎虚尿頻区 : 小指の先端から第二関節の下まで全体に分布しています。

手平 頭痛配合点 : 手の平の中央下部の手首寄りにあります。

手の平 手心 : 手の平の中央のやや左寄りにあります。

手の平 神門穴 : 手首付け根の横紋の小指側にあります。 

手の甲 腎区 : 人差指の爪と第一関節の間にあります。

手の甲 前頭点 : 人差指の第二関節の親指側の側面にあります。

手の甲 膵区 : 親指の第一関節上部の周囲にあります。

手の甲 鼻通点 : 親指と人差指の骨が交差しているところにあります。




《方法》

どの部位も2〜3分間刺激を続けます。


(1)腎虚尿頻区

小指の第一関節と第二関節の中央が反射点になります。小指全体をよく揉んでから,

この部位を2〜3分間刺激します。以下同じです。


(2)頭痛配合点

配合点全体をよく揉みます。次にだるいとか, 腫れぼったいという反応のある部位を

探し, その部位をよく揉みます。


(3)手心

指でこの部位をよく揉みます。以下(4)〜(8)まで同じです。



※外気功の一指発気および二指発気については, 「老化防止」を参照して下さい。


 前に戻る