《穴位》
手平 腎上腺反射区 : 小指の付け根関節付近にあります。
手平 胃・脾・大腸区 : 労球穴付近から手首にかけて帯状に分布しています。
手平 腎虚尿頻区 : 小指の先から第二関節下までで,
図では腎区となっています。
手平 肝区 : 薬指の第二関節の周囲にあります。
《方法》
どの部位も2〜3分間刺激を続けます。
(1)腎上腺反射区
この部所の刺激は,
副腎の機能を活性化させます。指圧ないし指圧棒で, 反射区全体
をよく揉み, 次に一番痛い部位を探して,
その反射点を中心に刺激します。二指で発
功する場合には, まず反射区全体を発功し, 次に粘っこいとか,
重いというような
反応のある部位を探し,
その反射点へ発功し続けます。
(2)胃・脾・大腸区
指圧ないし指圧棒で,
反射区全体を上から下に移動させながらよく揉みます。次にだ
るいとか, 腫れぼったいという反応のある部位を探し,
その反射点をよく揉みます。
(3)腎虚尿頻区
指圧で反射区全体をよく揉みます。指圧では, 一番痛い部位が反射点で,
第一関節
(指先側)と第二関節の中央のやや薬指側にあります。発功は一指でおこないます。
(4)肝区
刺激の方法は以下同じです。薬指の第二関節の中央が反射点になります。