■第13章　会員からのメッセージとの対話 (6) (2012.07.03～) ■

　　　第13章の「会員からのメッセージとの対話 (6)」は. 2001年の創刊以来, 会員や

　　　読者から多数の「メッセージ」や「質問や意見」が送られてきました。これまでは

　　　会員や読者が主役なので, 「質問」以外は倶楽部からの意見や感想をできるだ

　　　け控えてきました。「会員からのメッセージとの対話」シリーズでは, 会員からの

　　　メッセージに対して, 倶楽部としてはどのように考えているのかを, 「倶楽部から

　　　の一言」の中で答えています。また, 時節に相応しい記事を必要に応じて随時

　　　特集号として組み入れたいと思います。会員や読者の方々の気功の知識や,

　　　練功の一助になれば幸いです。なお. 会員からいただいた「メッセージ」は創刊

　　　以来, 300通を超え, 練功についての疑問や質問は1000通余に達しています。

　　　「会員からのメッセージとの対話」シリーズが一段落したら, 「疑問・質問Q＆A」

　　　シリーズの掲載を考えています。

(13-01)　特集　師範コースを修了して想うこと

　　　七年間の練功を振り返って　浜松・梅庵

　　　　2012年7月03日 (No.149号)
　　　　

【バーチャル気功道場の第二期生】　(日本気功倶楽部　並木克敏)

　　　『「バーチャル気功道場」の通信教育講座を開設してから, この6月で満11年

　　　になりました。「バーチャル気功道場」の第二期生が, 内気功から師範コース

　　　まで七年間の全課程を修了して, この6月に女性1名を含めて計7名が卒業

　　　されました。第一期生が卒業したのは, 2010年のことでしたが, 「バーチャル

　　　気功道場」の通信教育講座では, 随時入会のために修了時がまちまちで,

　　　そのうえ進行速度が同じでないので, 一括して第二期生ということになって

います。

　　　今回, 師範コース修了を機会にメッセージをいただいたのは, 第８章の「一

　　　人の盲人会員との対話（1）～（4）」で, くも膜下出血で倒れた, 寝たきりのお

　　　母さんに気功治療を試みた, 視覚障害者の梅庵(ハンドルネーム)さんです。

　　　梅庵さんは, 両眼性網膜色素変性症という病名で, 不幸にも２５歳で失明さ

　　　れましたが, 現在は静岡の浜松市で鍼灸師の仕事をされています。失明と

　　　いうハンディを背負いながら, 七年間にわたり, 一指禅功のきつい練功をよ

　　　く耐え続けてこられました。感服しています』

　　　【七年間の練功を振り返って　静岡浜松市の梅庵】

　　　　
　　　『いつもお世話になります。浜松市・会員５３２の梅庵です。７年間という期間

　　　ご指導いただき真にありがとうございました。母親が、くも膜下出欠で倒れ、

　　　毎日母親のもとで、看護師の目を見計らっては、気功を施したことを思いだし

　　　ます。まだ初心の時、母親に向けて誤った方法で発功してしまい、すごいひ

　　　きつけをまねいてしまった事。虚弱者のための外気療法を教えていただき、

　　　本当にすやすやと寝息をたてて、母親が寝た時の事を想いだします。母親

　　　が亡くなるまでは, 病気の回復を願って, 外気療法を施したいという一念で,

　　　練功が続けられたと思います。

　　　正直、一月間の練功のテキストをいただき、最初は辛く、でも徐々になれて

　　　平気になりました。辛いけど続けられた事は, 自分でも不思議に思っていま

　　　す。今までは、送っていただいた１ヶ月の功法をさせていただければ、よかっ

　　　たのですが、師範コースを修了したこれからは、自分でスケジュールを組み

　　　立てて行わなければいけないので,もう一歩成長しないといけないと思いま

　　　した。馬鹿な私には、難しい事はわかりませんが、このように気功の練功の

　　　仕方を教えていただける事は「すごいんだなぁ」と、思います。いままでの練

　　　功を無駄にしないように、がんばりたいと思います。今後とも、よろしくお願い

申し上げます』

　　　【梅庵さんのメッセージ集】　(日本気功倶楽部　並木克敏)

　　　浜松市の梅庵さんには, 入会当時からたくさんのメッセージをいただき, 今

　　　回の「七年間の練功を振り返って」で十通目になりました。2006年の１月６日

　　　に入会希望の最初のメールを受け取り, それ以降トレーニングを始め, 事あ

　　　る毎にメッセージを送ってくれました。驚くことに梅庵さんは, 一指禅功の秘

　　　伝の術を紹介する度に, 次々とマスターして潜在能力を開花させていきまし

　　　た。一指禅功は, 気を出しやすいという特徴があるとは云え, これほどの短

　　　期で数々の潜在能力を, 梅庵さんはマスターしたのです。全盲というハンデ

　　　ィが, 逆に気的な感覚を極度に研ぎ澄ますことになったように, 私には思わ

　　　れます。神は二物を与えてはくれないようです。以下は, 梅庵さんからのメッ

　　　セージを, 到着順に列記したものです。

　(08-01)　特集　外気治療の真似事をするが
2007年06月09日 (No. 89号)

(08-02)　特集　外気導引法に挑戦する
2007年07月10日 (No. 90号)

(08-03) 特集　外気治療に挑戦する
2007年08月01日 (No. 91号)

(08-04) 特集　外気治療の効果を実感する
2007年09月01日 (No. 92号)
　
(09-04)　特集　ボランティアで気功治療を始めました
2008年10月3日 (No. 104号)

(09-09) 特集　鍼治療と気功治療を試してみました(1)
2009年3月27日 (No. 109号)

(09-10)　特集　鍼治療と気功治療を試してみました(2)
2009年4月18日 (No. 110号)

(10-09)　特集　患者さんの容態が私の体に移る
2010年03月29日 (No. 121号)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
(10-11)　特集　水晶治療を試してみる
2010年05月31日 (No. 123号)

　＊＊会員からのメッセージ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

■　会員からのメッセージ ■　2012.07.03

『肩こりの外気治療を試しました』 (I.Sさん♂)

　　　『いつもお世話になっています。会員№８２７のI.Sです。

　　　最近、何人かに肩こり治療をしてみたのですが、いずれも肩が軽くなったと

　　　喜んでもらえました。強い気感を感じてびっくりされた方もいました。ゾワゾワ

　　　っと何かが動いた感じがしたそうです。改めて、気って存在するんだなぁ、と

　　　実感した瞬間でした。

　　　さて, 話が変わりますが、5月に人前で話す機会がありまして、なんとしてでも

　　　成功させたいのですが、気功で緊張をとる方法、もしくは集中力を高める方

　　　法はあるでしょうか？　もしありましたら、教えていただけたら嬉しいです。よろ

　　　しくお願いします』

《追伸》

　　　『5月に人生初のセミナーを開催しまして、教わった通りにやったところ、とて

　　　も落ち着いて話すことができました。参加してくれた人からも、「とても初めて

　　　とは思えない」と言っていただけました。もちろん、入念な準備は必要ですが

　　　ここ一番のときには非常に有効な方法だと思いました。本当にありがとうござ

　　　いました！』
　

　　　□倶楽部より一言

　　　「人前で話すことになったので, 緊張をとる方法を伝授して欲しいとのことで

　　　した。一寸したコツを伝えたところ, 人生初のセミナーで緊張することなくうま

　　　く話せたとのことです。おめでとうごさいました」

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　※気功やこのメルマガの内容に関して, ご意見やご質問がありましたら, 是非
　　　
お寄せ下さい。お待ちしています。
　　　
　　　 Email katutoshi@max.odn.ne.jp 　編集　正田　竜二
　　