並木克敏(天地一道)

「バーチャル気功空間 気の世界」


2001.05.05 創刊






「バーチャル気功空間 気の世界」 総目次

第1章  入門編                    (2001.05.05〜2001.11.30)
第2章  潜在能力の開発              (2002.01.19〜2002.06.21)
第3章  内気外発(気を出す)            (2002.07.26〜2003.01.15)
第4章  気と社会                  (2003.02.15〜2003.11.22)
第5章  気との遭遇 (その一)           (2003.12.24〜2004.11.27)
第6章  気との遭遇 (その二)           (2004.12.24〜2005.12.31)
第7章  一指禅功の基礎知識 (その一)     (2006.01.31〜2007.05.25)
第8章  会員からのメッセージとの対話(1)    (2007.06.09〜2008.05.31)
第9章  会員からのメッセージとの対話(2)    (2008.06.30〜2009.06.27)
第10章 会員からのメッセージとの対話(3)    (2009.07.30〜)







第10章 会員からのメッセージとの対話 その3


(10-04) 会員からのメッセージとの対話(18) 

 
外気導引法がやっとできました 他

2009年10月29日 (No.116号)





【 会員からのメッセージ 】


■ 会員の声 : 『現在の錬功状況です』(TMさん ♂)

   『配信していただきありがとうございます。現在の錬功状況をお知らせしま

   す。錬功時間は少しでも底上げねらって多め?にしています。ただ途中で潰

   れないかなと(笑)。先達の方々は「気」が満々としているのでしようから錬功

   時間はどうなんでしょうか? また、一指禅功でも自然発生的な自発動は現

れるのでしょうか?    

   手元に浦田紘司氏の意識エネルギーの世界(東洋経済新報社刊)の古本が

   有るんですが, P140は参考になるなと思いました。中国人は気を出せば出す

   ほど貯めた気が減るという思想があるが、浦田氏は気を出せば出す程増える

   という意識を持っていて, 疲れるどころか逆に元気になるくらい意識エネルギ

   ー(気)は. 川の流れと一緒でとめどなく流れ続けるものと認識すべきで, 強大

   な潜在意識に何をインプットするかと言ってると思います。自分はマイナスの

   意識が多いな〜プラス意識をより多くインプトしたいなと反省。

   西野氏の古本も所持してますが, 読み返せばパフォーマンスが派手な割りに

   いいとこ取りで歴史的経験的な蓄積が無なと。2チャンネルでは弊害も書いて

いるし一指禅功を選んで錬功して正解だと思います。

   膝曲げ状況ですが平日は当然仕事疲れで足腰に凝りがあるのでそれなりに

   後半&体調良いと深曲げ?してます。TVを観ながら又は音楽を聴きながら錬

   功してますので時間の経過は余り苦にはならないです。中だるみがややきつ

   いですが。

   気(オラー視?)は過去に七田眞氏の著作を見てやったことがあり手から煙

   のような淡い物が立ち上るのを経験したことが有ります 1回変な顔の幻覚?

   が見えました(笑)。以上です, 宜しくお願いします』


   
※ 倶楽部より一言 : 「自発動功について」

   『私の経験では, 一指禅功を練功しているときに, 自然発生的な自発動功

   を見たことがありません。一指禅功を始めた初歩的な段階で, 脚が小刻み

   に震えはじめ, やがて大きく身体が上下に動くときがあります。しかし, これ

   は自発動功ではありません。一指禅功の自発動功は, 複数の指を交互に動

   かしたときに, 自分の意識とは関係なく身体が動き出します。その動きは千

   差万別で, 誰も予想することができないものです』



   
■ 会員の声 : 『外気導引法がやっとできました』(OSさん ♂)
   
   『おはようございます、OSです。バーチャル気功道場でご指導いただいて一

   年になります。最近は、内気功最後の功法をやっています。一昨日から、よ

   うやく督脈から任脈へ氣を回す感覚が出てきました。それと、五日前から外

   気導引法にもトライしています。一日目は、背中に押されるような感覚があ

   ったそうですが、動きませんでした。実験台になった相手は長年ヨーガをやっ

   ていて、氣の巡りが悪い人物ではなかったし、この一年間、一日も欠かさず

   に練功に励んできたので, すぐに外気導引法は出来るものと思っていたので

正直、ガッカリしました。

   二日目は背中がビリビリしてやはり後ろから押される感じがするそうです。

   でもちょっと前に傾くだけでした。三日目は、相手の都合が悪くて実験でき

   ませんでした。私自身も思った程の成果が出てこないので、ちょうどよい気

   分転換になりました。四日目はかなり手応えがありました。自分の意志で自

   由自在に相手を動かせる訳ではないですが、相手は前や後ろに引かれるよ

   うな感じになり、前に後ろにクラクラと動き出しました。ただ、相手の言い分

   によると、体が倒れそうになると、どうしても下半身に力が入って踏ん張っ

   て動く事に抵抗してしまうそうです。もっとはっきりと動かすには、相手が

   倒れてもいいようにマットをひいたりして安心して脱力してもらう方がより

   ベターかもしれません。内気功をやって一年、とりあえずは外気導引法まで

   マスター出来ました。これも道場のご指導のおかげです、ありがとうござい

   ました。これからは、外気功初級へ進みますので変わらぬご指導の程、

   よろしくお願いします。』


   
※ 倶楽部より一言 : 「人を動かすことが目的ではありません」

   『自分の気を使って相手を動かす外気導引法は, 八ヶ月間練習すれば誰で

   も100%マスターできるわけではありません。早い人もいれば遅い人もいま

   す。OSさんは早い人の中に入るのではないかと思われます。バーチャル気

   功道場での一指禅功は, 医療気功に属していますので, 相手を動かすことを

   最終目的としているものではありません。外気導引は, 練習する過程で得られ

   た潜在能力の一つで, あくまでも自分と相手の健康維持と病気の回復が真の

   目的なので, 動いても動かなくても淡々と練功に励んでいただきたいと願いま

   す』



   
【 読者からの意見・質問・疑問 】


   
□ 質問 □ 『自己流気功で偏差かも』  (東京 THさん♂)
   
   『私は一年ほど前から気功の入門書を参考にして練習してきました。最初の

   うちはなんにも感じなかったのですが, 三ヶ月過ぎたころから少しずつ気の反

   応が出始めました。意念を使って体内に気をめぐらしていると, 気が流れて

   いるのが分かるようになってきました。最近になって反応はますます強くなった

   のですが, 練習中に頭痛やめまいがたびたび起きるようになました。これはよ

   くいう気功の偏差なのでしょうか。偏差だとしたら, どう対処すればいいのでし

   ょうか。』

   
  
 □ 回答 □ 「意念を使う気功には偏差が出やすい」
   
   『最近, 偏差についての相談が多くなっています。相談を受けた事例では, 偏

   差を起こすタイプには二つあります。一つは, 未熟な中国人の気功師?から指

   導を受けた場合です。中国人だからといって, すべてが優れた指導者というわ

   けではありません。トレーニングの最後に, 絶対やらなければならない「収功」

   を, 知らない中国人の指導者が実際にいるのです。指導者をしっかりと選び

   ましょう。日本人から指導を受けて, 偏差が出たという事例は, まだ倶楽部には

   きていません。

   もう一つは, 本を読んで勝手に解釈して練習した場合です。特に, THさんの

   ように意念を使うと, どうしても初心者は意念が強過ぎる傾向があるので, 偏差

   が出やすくなります。相談を受けてつくづく感じることは, 偏差がでると本人は相

   当に辛いおもいをしなければなりません。気功というのは, 気血を正しく流せば,

   健康の維持と病気の回復に効果があるのですが, 気血を間違った方向に流せ

   ば, 病気にもなってしまうということです。この自明の事実を肝に銘じて, 気功の

   練習を市販の「本」を参考にしてやるべきではないと思います。気功の入門書

   はその著者自身がこの本で練習ができるとは考えてはいないのですから。ゴル

   フやテニスなどのスポーツのレッスンとは, まったく違う世界なのです』
   


** 会員からのメッセージ **********************


■ 会員からのメッセージ 2009.10.29 ■


  『まだ五色の気の色が見えない』(静岡 異邦人♂)

   『陰陽掌収気法の配信ありがとうございました。前回の「黒功」でも気の色

   は見えませんでした。これまでの気の色を見ることのできるはずの功法で

   も見えなかったのでそれほどがっかりはしていません。ただこれまでの功

   法には個人差があり見えない人もいるということが書かれていたのですが、

   「黒功」の解説ではそれがなかったので少しは期待してしまいました。気の

   色は見えませんが自分の気感は確実に強くなっています。自己満足だけ

   でなく、ほかの人の治療などに活用できるようになる機会がくればと願い

   ながら、今後も練功に励むつもりでおります』


       ** *********************************


 ※気功やこのメルマガの内容に関して, ご意見やご質問がありましたら, 是非
   
お寄せ下さい。お待ちしています。
   
    Email katutoshi@max.odn.ne.jp  編集 正田竜二  



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【バーチャル気功空間 気の世界】月刊
                                   
   発行元: 日本気功倶楽部

監 修 並木克敏 (天地 一道)

編 集: 正田 竜二


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