　　　　　　　　　　　　　　　　　【気功治療の即効性に驚く】　

　　　２月９日(月曜日)　肩・手指の痺れKさんのつづき　
　　　
　　　親指と人さし指のしびれ感がまだ残っていました。でも、前より楽になったそ

　　　うです。やはり大椎穴に発功ますと、１０秒ぐらいで、指先までしびれてくる

　　　そうです。１０分の間に、痛くなったり、痛みがひいたりをくりかえしていまし

　　　た。その間に温かさを感じたそうです。

　
　　　私　　 : 「どうですか、動かしてみてください？」と尋ねましたら,

　　　Kさん : 「楽になりましたが、肩甲骨の内縁上部の１点が、痛い」と言います。

　　　そこで、人差し指からの発功をしました。

　　　Kさん : 「痛い処に、ずーっときます。深い部分に何かペンの先から、発光

　　　　　　　　　しているみたいです。わかりますよ」

　　　私　　: 「本当ですか？今、人差し指の先から、気を出しているのですが、

　　　　　　　　　わかりますか？」

　　　Kさん : 「わかりますよ。指先までまた感じてきました」

　　　数分後、また尋ねてみましたら, 楽になったとの応えでした。

　　　治療の終りに, 必ず私は「動かしてみて下さい。大丈夫でしょうか？これで

　　　いいですか」と尋ねます。それは、患者さんには、少しでも楽になっていた

　　　だき、患者さん自身が納得して帰っていただきたいからです。

　　　次は、１５日にきます。私は、気功の即効性と治療期間が短縮されていくの

　　　に、驚きとうれしさでいっぱいです。ちなみに、治療日を決めていくのは, K

　　　さん自身です。こちらから指定はしません。

　　　【Kさんは経絡沿いに感じるとのこと】　

　　　2月15日　Kさんの頸腕症候群のつづき。

　　　私　　 : 「いかがでしょうか？」と尋ねますと、

　　　Kさん : 「腕が突っ張る感じがあり、親指とひとさし指がまだ痺れています。

　　　　　　　　でも、最初と比べると楽になりました。どうしても右手で物を持った

　　　　　　　　り、ペンをもって、書くことが多いものですから、痛くなりますよね。

　　　　　　　　でも、大分違ってきましたよ」

　　　施術は、五十肩の基本治療にもとづいてしました。やはり、10秒位で、痺れ

　　　てくるそうです。発功を首にすれば、指先にしびれ感を感じ、曲池穴や指

　　　に発功すれば、首や肩に感じがわかるというのです。Kさんは、経絡とはど

　　　ういうものか知りません。右手で発功しながら, 左指で経絡沿いを示してい

　　　くのです。するとKさんは, 経絡にそって感じるという事を言うのです。顔のほ

　　　うまでも。驚きと経絡があるんだという自己納得してしまいました。

　　　【頭痛も治す】　

　　　鍼の経絡治療とは異なって、刺激（響き鍼）は、鍼を体に刺入します。長くて

　　　も2寸の鍼を通常の治療院では、使われると思います。気功は、体内の内臓
　　
　　　にまで気が達するのですから、すごいですね。(他の鍼院さんに誤解をまね

　　　きますので、付け加えますが、鍼の2寸のながさよりも気功の方が、体内深く

　　　に到達するという、長さの表現ですのでご了承下さい。）kさんに、初めの鍼

　　　治療で、鍼の経絡治療で気の調整をしたら、また効果も変わっていたかもし
　
　　　れません。

　　　Kさんの気功治療にもどります。腕手指のしびれがとれましたが、今日は、頭

　　　が痛いというのです。痛む部分は、両方のコメカミです。指先発功をしました

　　　ら、楽になったとのことでした。次は、23日にきます。忘れましたが、Kさんの

　　　気功体感は、やはり、初めは暖かく感じ、後ろに引っ張られる感じはいつもの

　　　とおりありました。

　　　【指先のしぴれが消える】　

　　　2月23日　Kさんのつづき　指先のしぴれが消失。

　　　私　　 : 「具合は、いかがですか？」と尋ねますと,

　　　Kさん : 「指先のしびれ感はとれましたが、肩甲骨のところがまだつっぱるよ

　　　　　　　　　うな感は字が残ってます。でも、ゆるくしびれる感じはありますが、

　　　　　　　　日常の生活には支障なくなりました。」

　　　施功し始めますと、10秒位で、いつもは痛くしびれ感がでてきましたと、Kさ

　　　んは言うのですが、今回はなにも言わないのです。5分過ぎ位に、

　　　私　　 : 「何か感じますか？」と尋ねますと,

　　　Kさん : 「後ろに引っ張られる感じがあります。温かさも、でもいつものように

　　　　　　　　　痛む場所にそってジョわーんとくるのですが、それが弱くびりびり

　　　　　　　　　と感じます。」

　　　10分後、指発功を肩甲骨上演1点にしました。

　　　私　　 : 「いかがでしょうか？」とききますと,

　　　Kさん : 「あー、いいですよ, 指先のしびれがとれました」

　　　私　　 : 「他に変わられた事はないですか？食事とか？」とききますと,
　　　　　　　　　
　　　Kさん : 「食事はよく食べれますし, お酒もおいしいですよ。次の治療は、3

　　　　　　　　月7日にお願いします」

　　　私は、指先のしびれがとれた事は、大変うれしく思います。そして、突っ張

　　　り感だけが残っているので、Kさんが、今回で治療を終わって, 一旦様子を

　　　みるのかなと思う次第でした。ありがとうございました。