並木克敏(天地一道)

「バーチャル気功空間 気の世界」


2001.05.05 創刊






「バーチャル気功空間 気の世界」 総目次

第1章 入門編                    (2001.05.05〜2001.11.30)
第2章 潜在能力の開発              (2002.01.19〜2002.06.21)
第3章 内気外発(気を出す)            (2002.07.26〜2003.01.15)
第4章 気と社会                  (2003.02.15〜2003.11.22)
第5章 気との遭遇 (その一)           (2003.12.24〜2004.11.27)
第6章 気との遭遇 (その二)           (2004.12.24〜2005.12.31)
第7章 一指禅功の基礎知識 (その一)     (2006.01.31〜2007.05.25)
第8章 会員からのメッセージとの対話(1)    (2007.06.09〜2008.05.31)
第8章 会員からのメッセージとの対話(2)    (2008.06.30〜)







第9章 会員からのメッセージとの対話 その2


(09-01) 会員からのメッセージとの対話(01)


高知国体にトレーナーとして参加して 


2008年6月30日 (No.101号)






【 会員からのメッセージ 】


   
■ 会員の声 : 『粘り気のある気感がある』(長野 鍼灸師 NTさん♂)■
   

   『先日は功法第6巻の配信ありがとうございました。実は私は鍼灸マッサージ

   の仕事をしているのですが、この度以前働いていたところをやめ、自宅にて治

   療院を開業いたしました。そのようなわけでここ1,2ヶ月は引越しやら開業

   の準備やらでなかなか落ち着いたまとまった時間が持てない状態でした。で

   すが、練功だけは毎日続けようと思い、毎月送っていただく功法を何とか続け

   ておりました。

   そのような中で最近1度きりですが、弾力のある球のような気を感じることが

   できました。まだ頼りない感じの球でしたが、いつもとは違って粘り気のある

   感じでした。いつも練功をしていると、両手が充血してくるのかとても暖かく

   なり、重いような手が大きくなったような感じはあったのですが, それ以上には

   なりませんでした。ところが、先日功法第4巻に出ていた気の観察法に出てい

   たように両手の指を体の前で向かい合わせていたところ、その手と手の間に球

   のような気を感じることができました。両手を離したり近づけたりしてみたと

   ころ、弾力というか粘り気のような感じがし、これが球のような気なんだと思

   うとうれしくなりしばらくそうしていました。

   後日またやってみましたが、そのときは球のような感じは得られませんでした。

   どうもただ漠然と両手の指を合わせていただけではだめで、ある程度集中が必

   要なのですね。1度だけでも球のような気を感じられたことが励みになります。

   これからも毎日続けていきたいと思います。』


   
□ 倶楽部より一言 : 「偶然に現れた気の反応」


   『気感というのは不思議なもので, 練習を始めるといつも現れてくる, 普遍的な

   気の反応と, 二十数年間練習してもたった一度しか経験することができない,

   気の反応というものがあるんですね。NTさんは, その原因を意識の集中とみて

   いますが, 私の体験からすると, 偶然に現れた気の現象ではないかと考えて

   います。たった一度しか経験することができない, 気の反応にもいろんなのが

   ありました。』



   
■会員の声 : 『高知国体にトレーナーとして参加』(広島 トレーナー♂)■


『礼拝 いつもありがとうございます。私は、今年度の高知夏季国体に広島県

   選手団の一員として、水泳競技のトレーナーをつとめさせていただきました。

   選手との関わりは、合宿から健康状態・ケガの状態を把握し、現地では、宿舎

   ・サブプールサイドにて、マッサージ・施術行為を行います。広島からトレー

   ナーは4名派遣されますが、私以外の方は全員理学療法士(PT)です。医療

   知識がたっぷりの方たちの中、一人民間療法で立ち向かいました。結果的に

   は、PTのやり方は、痛い部分を直接触って、次の日にもみ返しを起こして、選

   手にとっては、ありがたくない状態になることも・・・。

   私の場合、経絡等を使用したため、痛い部分に痛みを感じずに競技ができたよ

   うで、予選通過も自信のなかったある選手は、予選7位で通過。決勝5位の成

   績を残しました。選手間での信頼は、民間療法でありながら、得ることが出来

   ました。氣の流れを正してあげることが、プロ・アマ関係なしに必要なようです。

   合掌』


   
□ 倶楽部より一言 : 「頼もしい限りです」


   『高知国体ということですから, このメッセージは数年前にいただいたもので

   す。会員の方が, スポーツトレーナーとして活躍している姿は頼もしい限りで

   す。一指禅功の外気療法は, 末期がん患者の痛みを鎮めることができるよう

   に患部の痛みを消すことを得意としています。これからもスポーツトレーナー

   として頑張って下さい。』



    
■会員の声 : 『精神的にも安定しました』(愛知 79歳 MHさん♂) ■
   

  『一年間 内気功のご指導ありがとうございました。この間に神秘的ないろん

   な経験をいたしました。健康面では大きな病気もせず、風邪もひかずに元気で

   すごしてこれましたのは気功のお陰かと感謝しています。精神面では我慢強く

   なれたことです。いやなことや辛いことがあっても、淡々と練功する気分で冷

   静に処理することができるようになりました。さて、外気功については出来ま

   すれば、来年の一月から受講させて頂きたいのですが、ご都合はいかがでし

   ょうか?お伺いいたします。』


   
□ 倶楽部より一言 : 「スーパーマンのようです」


   『MHさんは, 79歳の高齢で風邪も引かずに元気で過ごしているとのこと, まる

   でスーパーマンのようです。若い人がこの文章を読んでも, おそらく何も感じな

   いかと思われますが, 60歳を過ぎるとほとんどの人が, 健康のありがたさを実感

   できるようになるようです。長い間使い込んできた身体ですから, 一つや二つ

   の故障があるのが普通なのですが, MHさんは, さらに外気功にまで挑戦しょう

   とするのですから, すごいですね。』



 
【 読者からの質問・疑問 】


   
■ 質問 : 『気を出すと疲れるのですが』 (愛知 二十歳♂) ■


   『質問させて下さい。前々号で気の出し方について書いてあったので, その

   通りに僕もやってみました。友達の手の平に向けて気を出したところ, 温かい

   とかしびれるとかの感じがあるそうです。それはいいのですが, 気を出した後

   とても疲れました。ぐったりしてしまいました。貴流派の気功も気を出すと, こ

   んなにも疲れるのですか。教えてください。』

   
   
□ 回答 : 『意念発気法は疲労が強いのです』 □   
   
   『少し余分に気を出し過ぎたようですね。ほどほどにして下さい。「内気外発」

   には, 流派によっていくつかの方法があります。前々号のメルマガで紹介した

   「内気外発」は, 最も一般的な方法で, 普通には「意念発気法」と呼ばれて

   います。この方法は, 意識を集中させて気を出すために, 発気の際に消耗が

   激しいので, 気功治療には適していないのです。したがって, 気功師養成を

   目的にしているバーチャル気功道場では, 強力な「内気外発」をさせなが

   ら, 最も消耗の少ない発気法を採用しています。それが可能なのは, トレー

   ニングする過程で「内気外発」ができる身体に造り変えられていくからです。

   そのように当流派では, カリキュラムが作られています。』


 


** 会員からのメッセージ **********************


■ 会員からのメッセージ 2008.6.30 ■


  
 『気の反応が楽しい』(愛媛 学生♂)


   『こんにちは, はじめまして。入会してから半月目の初心者です。ただ

   今, 馬歩站椿功を練習しています。馬歩椿の姿勢を本などで見ている

   限りは, 簡単そうでしたが, いざやってみるとバランスをとるのが難しい

   です。体が前後に揺れて, まだ杭のようにどっしりとは立てません。そ

   れでも, 指先がしびれたり, 体が温かくなったり, 磁石のような反応はあ

   るので, 結構楽しく練習しています。テキストには多種多様な気の反

   応があると, 書かれているので楽しみにしています。』


  
   
『新型インフルエンザが怖いですね』(宮城 ミヤギノハギ♀)
  

   『テレビのニュースを見ていると, 鳥インフルエンザが, いつ新型インフ

   ルエンザに変異するかは, 時間の問題だそうです。厚生労働省によ

   る予想では, 日本人の死者は64万人とされていますが, 別の統計で

   は, 200万人とも800万人とも言われています。正確な数字は, 分から

   ないということなのでしようか。それにしても, 地震などの災害と比べて

   もケタが違いますね。怖くなります。私も身体がそれほど強くないので

   統計の数字の中に入らないように, 気功で免疫力を高めたいと思い

   ます。』


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お寄せ下さい。お待ちしています。
   
    Email aam13920@nyc.odn.ne.jp  編集  正田 竜二
  



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【バーチャル気功空間 気の世界】月刊
                                   
   発行元: 日本気功倶楽部

監 修: 天地 一道

編 集: 正田 竜二


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